リディア
純粋の血統を持つ召喚士として数年ぶりに生まれた少女。 親は勿論、村人全員にもかわいがられて育った。 各地に散った少数派の召喚士たちは血統を薄めており、能力も低い。 一方ミストの召喚士たちは血族結婚を繰り返して確実に寿命を縮めている。 召喚士の力は、男よりは女、大人よりは子供の方が強く、 汚れなき者に対して幻界の住人が心を許す傾向がある。 「この世ならぬもの」を呼び出す召喚士の未知の力に脅威を抱く者も多く、 バロン国はボムの指輪によって村の壊滅をはかろうとした。 そのときにただ一人生き残ったのが、リディアである。 本編中、リディアはリヴァイアサンに飲み込まれ、幻界にて時を過ごす。
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