ティナ ティナ=ブランフォード<Tina=Branford>
年齢・ジョブ・身長・体重
18歳・魔導戦士・160cm・48kg
誕生日・星座・血液型・出身地
10/18・天秤座・血液型不明・幻獣界
好きなもの・嫌いなもの
動物・人がいっぱいいる場所
趣味・宝物
モーグリを ふかふかすること・砕けた魔石のかけら
生まれながらにして「魔導の力」を持つ、謎に包まれた少女。
帝国に操られ兵器として扱われていた所をロックに救い出された。
実は、彼女は幻獣と人間とのハーフ。
「トランス」することにより、淡いピンクの幻獣へと姿を変える。
彼女は、いわば同じ境遇の者などいない、孤独な存在であろう。
しかし彼女は己の運命を悲観することはせず、
自分だからこそ務めうる役割を、みずから進んで果たそうとした。
そして、この世のすべてを愛そうと試みた。
ティナは本編中、時折さまざまに思い悩むのだけれども、
意外と前向きで芯のしっかりした少女であると思う。
逆に、母親のマドリーヌは後ろ向きで内向的な人間だと思う。
容姿は母に似て、精神は父に似たのではないだろうか。

ティナは、赤子の時にガストラの手に渡った。
セリスもまた、幼いころから英才的な魔導教育をほどこされた。
すなわち、ふたりとも「ベクタの魔導研究施設」にいたのである。
「こんなかたちで再会するとは…」というセリスの台詞から、
セリスはティナの存在を知っていたことは明らかである。
しかしティナの「あなたも魔法を?」という台詞から考えると、
あやつりの輪で制御されている状態で対面しただけで、
直接的に相まみえることはなかった、とするのが自然かと思う。
少なくとも10年は同じ敷地内に暮らしていた可能性は高いが、
ふたりは本編で出会うまで話をしたことはないようである。
ティナは、貴重な研究材料、兼、秘密兵器であるがゆえに、
やすやすとヒトの目に触れられないように扱われたのであろう。
普通の少女が体験するような人生経験に乏しいがゆえに、
彼女は感情表現が少ない面も見受けられる。

ティナは本編中、随所で「愛」について知りたがっていた。
しかしそれは「人間愛」だとかの普遍的なものであって、
「男女間の愛」とは、少し違うような気がする。
彼女がモブリズの孤児たちと接したいと思ったのは、
子供たちの無邪気さ・純粋さが、彼女の癒しとなるから。
いわば子供たちがティナを成長させているのだと言えよう。
頼られること、守りたいということ、愛しいということ。
ゆっくりとゆっくりと、その「芽」を育てていく。
個人的に、ティナが「男女間の愛」を求めるのは、
もっと、ずっと後になってからのような気がするのである。
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(c)Tao Nakasa / Celestial Inferno