魔女・イデア
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魔女・イデア<Edea>
年齢・身長・誕生日・血液型
???歳・???cm・???・??? |
古来から存在する「魔女」の力の、現在の継承者。
「魔女」は不死ではなく、人間とおなじく寿命を持つ。
その力は遺伝ではなく「選ばれた者」に継承され存続する。
つまり、継承した人物によって魔女の存在は違ったものになる。
イデアは子供の頃から魔女であったが、心優しい女性であった。
夫のシドと孤児院を経営し、子供達にも慕われていた。
だが13年前に、あらたに別の「魔女」の力を継承したのである。
「別の魔女」とは、未来の魔女アルティミシアである。
魔女の力は、運命の円環を巡り続けているような気がする。
堂々めぐりのエンドレスであると私は解釈している。
魔女は魔力を持ったまま死ねない。(死の苦痛から逃れられない)
だから、その魔力を誰かに継承しなければならない。
アルティミシアは、倒されたあと時間圧縮の影響で過去に迷い込んだ。
そこで、本編から13年前のママ先生・イデアに力を継承し、息絶えた。
エンディングの1場面で「ガーデン」や「SeeD」の構想を
未来のスコールから聞いたママ先生・イデアは、
たったいま継承した魔女の力が暴走したときのために、
「ガーデン」をつくり「SeeD」を育てようとシドに持ちかける。
「イデアは子供の頃から魔女で、さらに13年前に魔女になった」とは、
後者のものがアルティミシアの魔力を継承したことを意味する。
つまり、優しかったママ先生がガルバディアを乗っ取る
恐ろしい魔女に変貌したのは、アルティミシアの魔力によるのである。
さらにイデア(アルティミシア)の魔力はリノアに受け継がれ、
リノアはアルティミシアに操られてアデルの封印を解くことになる。
本編のストーリーが終わってもリノアは魔女に違いないから、
時の流れを経て、遥か未来にアルティミシアという名の少女が
めぐりめぐった「魔女の力」をやがて受け継ぐことになる。
すべてに絶望した彼女は、過去をあやつるエルオーネの力に目をつけ、
さらに自分と波長の合う魔力(自分の魔力なのだから当然)を持った
イデアの存在を利用し──…、エンドレスなのである。 |