ザックスとエアリスについて考えてみた。

序盤のスラム公園にて、エアリスはザックスについて
「つきあっていたわけではない」
「ちょっといいなと思ってただけ」
…というようなニュアンスのコメントをしてました。

果たしてこのふたりはさほど親しい
つきあいではなかったというのでしょうか?

…そうではないと思うんですよ。
あれはエアリスの強がりもしくは言い訳です。
好きな男が、自分になんの言づてもなく失踪したうえに
さっぱり音沙汰がないという事実を正当化せんとする、
あきらかな自己防衛の思考なのです。

なぜなら、エアリスの義母・エルミナさんは
ザックスと面会したことがあるに違いないからです。
彼女は初対面のクラウドをちょっと見ただけで、
彼が「ソルジャー」であると気付きました。
一般人には、彼の瞳の不思議な(魔晄の)輝きが、
「ソルジャーの証」である所以は知るべくもありません。
間違いなくザックスから得た知識であると言えます。

さて、こう言うと「ザックス」ではなく
「他のソルジャー」の可能性を挙げる方がいるかもしれない。
しかしそれはきわめて低いものだと思われます。
同シーンでエルミナは以下のようなセリフを言っています。
「ソルジャーでエアリスがまた悲しい思いをする」
これらを総合すると、やはりザックス以外考えられないのだ。

つまり、エアリスはザックスを家に招待していた。
それは要するにそこそこのつきあいがあったということ。
だって出会ってすぐの何でもない男を家に連れ帰るわけが
ないじゃない?…………って……、

あ゛〜〜〜〜ッ!?

クラウドがまぎれもなくこのパターンじゃん!!
くっそー。また理論のコシを折られたぁ――。
このあばずれ――。うわぁぁぁん!!(←逆ギレ)