狂いはじめた 運命<さだめ>の歯車
紅玉<ルビー>の涙は 血の涙 魔界の皇子と妖精<エルフ>の乙女の
卑しき人間<ヒト>の醜き欲に
神が定めし 生命<いのち>の秩序
古き伝えの「進化の秘宝」
愛する者を 喪<うしな>いて
呪わしき魔術<わざ>の媒体たりし
腕輪に秘むる魔力<ちから>もて
|
哀しき運命<さだめ>は 臣下たる
邪悪なる神官<エビルプリースト>の意のもとに 紡ぎだされし呪いの筋書<シナリオ>
その真実を知る術<すべ>もなく
天空<そら>の祝福受けし勇者に
願わくは
堅き契りを交わさんことを――…
|